Skyrim

『ソリチュードのおとぎ話 』 

ニルカスとユキサーベルキャット

ある日、ニルカスという名の少年が氷上へ釣りに出かけました。ニルカスはとても遠くまで歩きました。歩いていると、周りで嵐が巻き起こりました。すぐに雪がとても激しくなり、ニルカスは何も見えなくなってしまいました。ニルカスは近くの洞窟で吹雪をやり過ごすことにしました。

ニルカスが待っていると低いうなり声が聞こえ、嵐の白い霧の中から、ユキサーベルキャットが現れたのです。ユキサーベルキャットは大きく吠えると、洞窟に入ってきました。ニルカスは怖くなりました。あんなに大きく強そうな獣と戦えるような武器など持っていなかったのです。ユキサーベルキャットが吠えて唸ったので、ニルカスは攻撃されると思って心の準備をしました。その時、ニルカスはユキサーベルキャットが足をひきずっていることに気づきました。

近づいてよく見ると、ユキサーベルキャットの足に大きなとげが刺さっていました。ニルカスはありったけの勇気をかき集め、ユキサーベルキャットから逃げずに近づいてとげを抜きました。ユキサーベルキャットは痛みで吠えましたが、苦痛が消えていくにつれ、ほっとした様子が体中に広がりました。

ユキサーベルキャットはとても感謝し、ニルカスの顔と手を舐めると、横で丸くなりました。その後、ニルカスが出ていくにはまだ嵐が危険だったので、ユキサーベルキャットは彼のために獲物を持ち帰り、安全で温かい洞窟の中で、仲良くそれを食べました。

嵐が去ると、彼らは洞窟から出ました。それ以来、ニルカスとユキサーベルキャットは共に旅をするようになり、一生の友達になりました。